「人は1人ひとり違う、違っていい」という信念

スポーツメンタルコーチングの大前提「人は1人ひとり違う」

スポーツメンタルコーチとしての6つの信念の中に

人は1人ひとり違う、違っていい

というものがあります。

 

 

 

この信念は

スポーツメンタルコーチとしてコーチングを行う中で

大前提となる考え方です。

 

また、指導者や保護者、上司、先輩という立場の人も

押さえておくべきコミュニケーションのポイントでもあります。

 

 

人は1人ひとり違う

 

見た目も性格も

 

アイデアも考え方も

 

感じ方も価値観も

 

目標も目的も

 

モチベーションの源も

 

緊張している理由も

 

1人ひとりの中で起きていることは

本当に人それぞれ。

 

80億人居たら80億通りの感じ方、価値観がある

 

 

だからこそ聴いてみる。

 

1人ひとり違うから

わかった気にならずに聴いてみる

 

という考え方がコーチング的コミュニケーションという関わりの中での大前提であり

コーチングがまず聴くことから始める理由です。

 

 

1人ひとり違うとはどれくらい違うのか

1人ひとり違うなんて何を当たり前のことを言っているのかと思われるかもしれませんが

では1人ひとり違うとは一体どれくらい違うのでしょうか?

 

 

例えば

図の左側くらい違うと思っていると

相手の話を聴いている最中に

自分の価値観や過去の体験に照らし合わせ

「わかる、わかるー」と相手の話を

自身の考えや価値観に引っ張り込んでしまう恐れがあります。

 

そうなってしまうと

自分自身の考えや価値観を反映させ

評価・判断・分析し

思い込みや決めつけ、一方的なアドバイスを押し付けてしまう形になりかねません

 

そのため人とコミュニケーションをとる時は

図の右側くらい違う存在であることを大前提に

考え方も

価値観も

これまでの経験も

全然違う存在なのだという姿勢で

相手の話を聴くことが重要なポイントになります。

 

そうすることで

相手の話を分かった気にならずに聴くことができ

相手がどんどん話せることで

相手の自分会議が促進されるのです。

 

 

この大前提があることで

コーチング的コミュニケーションがとりやすくなるのはもちろんのこと

人との関係性も円滑に進むようになります。

 

「そもそも1人ひとり違うよなぁ」

「全然違って良いんだよなぁ」

「いろいろな考え方、感じ方があるなぁ」

 

と、まずは相手を受け入れることができるようになり

イライラすることも減り

自分自身のメンタルコントロールにも繋がります。

 

 

当たり前のことのように思えてなかなか難しい

人は1人ひとり違う

という考え方。

 

この記事を読んでくださった方は

ぜひ試しに

 

人は全然違う生き物。1人ひとり違うし、違っていいんだ

 

とこれまでよりも少し意識しながら

人とコミュニケーションをとってみてください。

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