【怒ったところで解決することは多くない】怒らない指導方法とは?

怒る指導、怒らない指導

怒ってしまうのはその分の愛情やエネルギーがあるということ

サポートさせていただいているチームのコーチや監督

選手の保護者の方から

 

「怒りたくないんですけど怒ってしまうんです」

「何回言っても直らないから怒るしかないんですよ」

 

と相談を受けることがよくあります。

 

怒ってしまう原因は

 

 

言っていることが伝わらない

 

何回言っても直らない

 

同じミスを繰り返す

 

 

などなど様々なものがあります。

 

 

そういう指導者や保護者の方のお話を聞くと

 

誰も怒りたくて怒っている訳ではないのだな

 

と感じますし

 

今より良くなってほしい

何かを伝えたい

力になりたい

などの想いが強く

そのエネルギーが怒るという表現方法になってしまっているのだなと感じます。

 

誰かに対して怒るというのは

愛情もエネルギーも本当に必要なことですよね。

 

 

 

 

怒ったところで解決しない

メンタルコーチをしていると

 

「普段怒ることとかイライラすることってないんですか?」

 

と聞かれることがよくあります。

 

「そりゃあ人間なのでありますよ」

 

とは答えるものの

メンタルコーチになる前に比べたら

格段にその頻度や度合いは下がったと思います。

 

 

それはメンタルコーチとして

選手やチームをサポートするために

メンタルコーチングを学んだことで

 

  • 過去・原因志向は未来・目的志向に変換する
  • コントロールできないものに意識を向けるのではなく、コントロールできるものに意識を向けることがセルフコントロールに繋がる

 

という考え方ができるようになってきたからだと思います

(もちろんできない時もあります)。

 

 

なので

 

「怒ることはないのか?イライラしないのか?」

 

という質問に対しては

 

「怒ったところで解決することは少ないし、次にも繋がりにくいから、怒っていてもしょうがない」

 

ということになります。

 

 

それよりも

 

・同じことが起きないためには

・改善するためにはどんな方法があるか

・自分にできることは何か

 

などを考えた方が

自分も相手も良い状態を保てるし

次に繋がる成長サイクルを回していくことができます

 

 

 

 

自分自身がコントロールできることに目を向ける

先日あるチームサポートの一環で

数人を集めたミーティングの場を設けたところ

それを忘れていて遅刻してくる選手がいました。

 

もしこれが通常練習だったら結構怒られるのかもしれませんが

自分は特に怒ることはありません。

 

我慢しているわけでもなく

別に内心イラっときたとかもありません。

 

人間だからそういうミスもあるし、しょうがないよね

くらいの感じでしょうか。

 

 

とはいえ

真面目に時間通り来ている選手もいる

他の参加者も私自身も貴重な時間を割いている

わけなので

 

「全然気にしなくていいよ」

 

の一言で済ませてしまうのも違う気がします。

 

 

そこで

 

・自分にできることは何なのか

・そういうことを防ぐには次はどうすれば良いか

 

を考えます。

 

 

出てきた答えは

『前日にミーティングのリマインドをこちらから入れれば良かったね、次はそうするね!』

です。

 

 

遅刻してきた選手を怒ったところで何も解決しないし

むしろ相手や自分の気分も悪くなり

その場の空気も良くないものとなるでしょう。

 

 

過去や原因、コントロールできないものにとらわれず

未来や目的、自分自身がコントロールできることに意識を向けることで

 

自分の気持ちもコントロールできるし

次への具体的なアイデアにも繋がるのです。

 

 

 

もし選手やお子さんに

怒る回数を減らすにはどうしたら良いのだろうと悩んでいる

怒らない指導者(親)になりたいなと思っているけどどうしても怒ってしまう方は

参考にしてみてください。

 

このような考え方を身に付けたい

チームに浸透させることでチームビルディングに繋げたいとお考えの選手や指導者の方は

メンタルコーチとして埼玉、東京を中心とした関東圏

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