パラアーチェリー選手の試合帯同から水分補給とルーティーンについて考える

サポートさせていただいているパラアーチェリー選手の試合帯同で、関東地区ターゲットアーチェリー選手権大会が行われた夢の島公園アーチェリー場に行ってきました。

 

 

夢の島公園アーチェリー場は、昨年の夏、東京パラリンピックに日本代表チームスタッフとして帯同した時以来です。

もう1年も経つんだなーと懐かしくなりました。

 

 

 

 

アーチェリー競技における水分補給のポイント

この日も猛暑で、選手の方々はコンディショニングがとても大事。

熱中症対策はもちろんのこと、パフォーマンスの低下を防ぐためにも水分補給は欠かせません。

 

一般的に、喉が渇いたと感じるのは身体の水分が3%くらい失われた時点と言われています。

 

そしてアスリートとして身体の2%の水分が失われるとパフォーマンスが低下すると言われています。

 

つまり「喉が渇いた」と感じた時点では、パフォーマンスを発揮するうえでの水分補給という意味では既に遅いということになります。

 

 

熱中症予防で休憩時に水分補給するのはもちろんですが、そもそものパフォーマンスを下げない(2%以上失われない)ためには、10~15分くらいに1回ほどのペースで水分補給をしないといけません。

 

アーチェリーという競技特性であれば、毎エンド射ち終わったら(もしくは射つ前に)一口水分を含む、くらいのペースで良いと考えることができます。

練習でも試合でも、喉がまだ渇いていなくても『1エンドの前か後に必ず一口、口に含む』というルーティンにしてしまうと水分補給だけでなくメンタル的な観点からも効果的であると思います。

 

 

例えば、シューティングライン上でいろいろと考えてしまうのはパフォーマンス発揮の観点からすると、あまり好ましくありません。

シューティングライン上では意識することを1つか2つに絞って、シンプルにシューティングする方が良いと考えられます。

 

そのために、水分補給を切り替えスイッチにして

「考えても良い時間」と「何も考えずシンプルに行動する時間」に分けてみる

という方法があります。

 

射ち終わって矢取りに行く間は、どうしても点数のことを考えてしまいますし、気にしないという方が難しいもの。

これを無理矢理「意識しない!」とするのではなく

『矢取りの間は点数のことを考えても良い』『そのエンドを振り返り、次のエンドに繋げる』時間と決めます

 

そして帰ってきて水分を一口、口に含む

 

これをスイッチに『ここからは難しいことは考えないし、悩みもしない』というルールにしてしまいます

 

あとはポイントの1つか2つに集中して行射をするのみです。

これをシンプルに12エンド繰り返す。

 

練習も試合もこの流れをルーティーンとして取り入れると、試合でもいつも通りの行動になり、

パフォーマンスアップが期待できます。

 

タイミングや方法はあくまでも一例なので、ご自身にあったタイミング、回数を水分補給だけでなくメンタルという観点からも考えてみてはいかがでしょうか?

 

パフォーマンスを最大限発揮するためには、日々の練習だけでなくまだまだやれることがたくさんある

 

これは元実業団アスリートとしても、スポーツメンタルコーチとしても、本当に強く感じるところです。

 

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